空への指定席
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後にも先にも、この頃だけ、だったんじゃないのかな?
男の子たちよりも、他、誰よりも早く、給食を食べていたのって。




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ここ、ここ。
私の指定席だった場所。

小学校6年生の時だった。
お昼休み、全校児童の誰よりも早く給食を食べ終えると、
全速力で走って行って、乗ったブランコ。
もちろん、毎日乗れたわけではないけれど。

思えば、食事の時間も惜しんで、他人の目なんて気にせずに、
したいことを、意志をもって、真っ直ぐに求めたことって、
これが初めてだった気がする。

立ったまま、漕ぐ。
ブランコの慣性と、身体全体を屈曲させる運動の境界線が次第に滲んで・・。
どこまでも、どこまでも、
あの空の向こうにさえも、飛んで行けそうだった。
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by hatsukoizitensha | 2013-09-30 20:36 | Contax Aria
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